なぜファインバブルがSDGs 達成に貢献できるのか?
ウルトラファインバブルは、粒径が1000μm未満の気泡です。その気泡を含むウルトラファインバブル水は、水質浄化機能、洗浄機能等、通常の水では得られない特徴的な性質を持っています。この性質を利用することでトイレや衣料品、農作物の洗浄水量の削減、海洋水質浄化、ものづくり工程における油分の洗浄効率向上など環境保全等の効果が期待できます。
現在、日本発のウルトラファインバブルの技術は、農業、漁業、環境などの多くの分野でファインバブルの利用が広がってきています。ファインバブル応用技術は国連が2015年に定めた持続可能な開発目標(SDGs)に示される17の目標のいずれかに合致するものも多く、SDGs 達成に有効な技術であると期待されています。
ウルトラファインバブルは基本的に「水」と「空気」というシンプルな成分から構成され環境にやさしいことは疑う余地もありません。シンプルな成分でありながら、農業や水産や洗浄など幅広い分野に活用されています。
これらのファインバブル特有の性質や、その応用技術が具体的にSDGsのどの目標達成に寄与するのかという点は、既に2021年にガイドラインとしてまとめられ国際標準化されています。
ファインバブル技術がSDGs達成に貢献できる技術であることは、国際的にも認められているのです。
SDGsへの貢献事例
ウルトラファインバブルの高い洗浄効果
- 高速道路サービスエリアのトイレ洗浄に使用する水量を大幅に削減
- 作業時間の大幅な短縮により人件費削減
- 洗剤等の消耗品の使用量削減

作物の育成促進
- 病気の発生が減少し、収穫までの期間が短縮された
- 作物の成長率が向上
- 作物の収穫量が向上

ものづくり分野での貢献
- 研削加工機のクーラント液中にウルトラファインバブルを生成し、研削速度・精度が向上
- 砥石寿命が延び、ドレス頻度が低減
- 機械部品に付着した油分の除去洗浄効率を90%向上

医療分野での貢献
- 医療器具滅菌の所要時間が大幅に短縮
- 院内の水回り衛生環境の向上

一般生活分野での貢献
- 洗濯機への応用で洗浄力向上
- バス入浴後の体表面温度が向上
- シャワーで肌の角層水分量が向上

経済産業省でも、ファインバブル応用技術の社会への貢献をSDGsの評価軸をもとにエビデンスに基づいて示すことが可能としています。
また、SDGsへの投資(ESG投資)が拡大する中、ファインバブル応用技術がSDGs達成に資する技術であることを示すことで、ファインバブル応用技術への投資が促進され、ひいてはファインバブル産業の更なる発展が期待されるとしています。
*経済産業省の「ファインバブル応用技術の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献評価を示したガイドラインが国際標準化されました」の記事を参照しています。
